【ドキュメント!中小企業奮闘記―成果あがる経営・組織改善とは―】第4回 同族企業のパワーと制約 社長の意見も徹底吟味 経営チーム全員で方針決定/菊谷 寛之

2012.02.06 【労働新聞】
  • list
  • クリップしました

    クリップを外しました

    これ以上クリップできません

    クリップ数が上限数の100に達しているため、クリップできませんでした。クリップ数を減らしてから再度クリップ願います。

    マイクリップ一覧へ

    申し訳ございません

    クリップの操作を受け付けることができませんでした。しばらく時間をおいてから再度お試し願います。

マネジメントが壁に

 中小企業の多くは、社長が株主・オーナーというワンマン経営である。また、その多くが取締役や後継者に身内を据える同族企業でもある。

 一般に個人起業家が会社形態までに発展する場合、次のような道筋を辿ることが多い。 初めに、優れたビジョンやリーダーシップを持つ社長が優れた商品力や才覚で顧客を獲得し、個人的に事業を牽引する。

 ただし事業に専念する社長の内部管理はおろそかになりがちである。そこで配偶者や親族が社長を支え、弱点を補う。

 事業が一定の成功を収めると、人が増え、仕事のできる人材も育ってくる。その中から指導力のある人材を管理職に登用し、より大きな仕事を任せることで事業拡大に弾みがつく。

 問題はこの後である。経営規模が大きく複雑になれば、マネジメントも質的に飛躍せねばならない。そうしないと会社の成長は必ず頭打ちになる。

 今回は、その成長の壁を見事に乗り越えた同族企業の事例を紹介しよう。…

筆者:㈱プライムコンサルタント(www.primec.co.jp) 代表 菊谷 寛之

この記事の全文は、労働新聞の定期購読者様のみご覧いただけます。
▶定期購読のご案内はこちら

労働新聞電子版へログイン

労働新聞電子版は労働新聞購読者専用のサービスです。

詳しくは労働新聞・安全スタッフ電子版のご案内をご覧ください。

平成24年2月6日第2859号13面 掲載
  • 広告
  • 広告

あわせて読みたい

ページトップ
 

ご利用いただけない機能です


ご利用いただけません。