【ドキュメント!中小企業奮闘記―成果あがる経営・組織改善とは―】第12回 「能力等級」か「役割等級」か 運用軸みえず年功的に 社員の混乱呼ぶ“2つの顔”/菊谷 寛之

2012.04.02 【労働新聞】
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作り損ねで人材消耗も

 経営とは、社会に価値を提供するために市場における機会を最大化し、資本と知識という経営資源を有効活用して経済的成果をあげることである。

 そこでの重要な考え方は、最も大きな成果をあげる機会に「集中」するレバレッジの原理である。成果を生み出す活動に集中して資金と人材を最大限活用しないと、企業はたちまちコストのかたまりになってしまう。

 成果の達成に向かって組織を動かすためには、目的とする顧客価値の実現に向かって意思決定を行うトップマネジメントと、それを支える強靭かつ柔軟な分業組織の機能、そして組織学習に基づく人材活用が欠かせない。

 成果をあげる組織編制の原理に従って仕事のネットワークを編制し、組織における役割と責任を与え、強みを発揮させ、成果をあげさせ、貢献に報い、組織的な学習を継続する。これこそ人事管理の基本である。

 人材の活用は、…

筆者:㈱プライムコンサルタント(www.primec.co.jp) 代表 菊谷 寛之

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平成24年4月2日第2867号13面 掲載
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