【安全衛生対策の新展開】第3回 東日本大震災への対応(3) エリア別に協議組織 複数工事の近接懸念し/高﨑 真一
2012.01.30
【労働新聞】
原発工事で重篤災害
2 復旧・復興工事の進捗状況に応じた労働災害防止対策(承前)
(5)東日本大震災復旧・復興工事関係者連絡会議および工事エリア別協議組織の設置
被災地においては、地域によって進捗状況に差はあるものの、津波によって発生・漂着した「建築物等の残がい」や「流木」等の「がれき」の処理作業が一定程度終了し、住宅やビルなどの建築物等の解体工事が行われていた。今後、「まちづくり」の本格化に伴い、一定のエリア内で複数の工事が近接・密集して行われること等が予想されることから労働災害の発生が懸念された。…
筆者:厚生労働省安全衛生部 計画課長 高﨑 真一
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平成24年1月30日第2858号4面 掲載