【安全衛生対策の新展開】第7回 東電福島第一原発 作業員の健康対策(3) 医師を24時間常駐 免震重要棟内で活躍/高﨑 真一
2012.02.27
【労働新聞】
炎天下の作業を規制
6 熱中症予防対策
東電福島第一原発において、緊急作業に従事する労働者の熱中症が発生したことから、安全衛生行政では、6月10日、東京電力に対し協力会社を含め、7~8月の14~17時の炎天下における作業について、事故収束に向けた工程に配慮しつつ原則として作業を行わないなど、熱中症の予防対策の強化について指導した。
【指導内容のポイント】
○冷房付きの休憩施設を早急に増設すること。
○熱中症による死亡災害が多く発生する7~8月の14~17時の炎天下における作業について、事故収束に向けた工程に配慮しつつ原則として作業を行わないこと。
○作業管理者が、水分および塩分の摂取について注意喚起するとともに…
筆者:厚生労働省 安全衛生部 計画課長 高﨑 真一
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平成24年2月27日第2862号4面 掲載