【高齢者を活性化する役割・実績給】第13回 役割給と役割評価 人事異動時は再設定を 挑戦が目的なら増額も検討/梅本 迪夫

2012.10.01 【労働新聞】
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心身の負担度など加味

1 課題・目標の挑戦度と難易度を評価する

 役割給は、役割評価により決定される。役割評価は、本人が当年度の自らの役割として設定した課題・目標の挑戦度と、難易度の評価により行う。

 挑戦度評価は、達成容易な目標設定をしないように加点主義に立ち、課題・目標の挑戦意欲のレベルについて、創造性、革新性の観点から評価し、チャレンジ加算に結び付ける(図1)。

 難易度評価は、量的大きさと質的難易度により行う。量的大きさの評価は、図2のとおり、①経営の基本戦略、事業戦略または機能別戦略(人事、財務、物流、システム、IRなどの戦略)の遂行上および当年度予算目標達成上の重要度、②対象とする領域の大きさ、人的・金額的・物的規模などの大きさを判断要素とする。…

筆者:梅本人事総合コンサルティング 代表 梅本 迪夫

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平成24年10月1日第2891号13面 掲載
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