【働き方改革 悩める管理職への“道具術”】第10回 手間取業務と残業のスリム化(5) 付箋で簡易に標準化 手順考え系統図つくる/金津 健治
2019.09.05
【労働新聞】
出発点
1時間で下書きが完成
効率化に役立つとはいえ、業務の進め方を統一する標準化は、業務の分析やマニュアルの作成に手間がかかる。ある産業機械メーカーでは、その欠点を補うために管理職研修で「マニュアルの下書き」に取り組んでもらった。A3用紙に付箋紙を貼り付けていく方法によって、1時間の演習で完成度50~70%程度の簡易マニュアルを作成できた。
その方法が今回紹介する「業務・機能系統図」(別図)である。課長が中心となって職場で取り組む場合の例を、以下で紹介していきたい。様ざまな現場で使えるはずだ。…
筆者:マネジメントユースウェア研究所 代表 金津 健治
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令和元年9月9日第3224号13面 掲載