【社労士が教える労災認定の境界線】第298回 駐車場で車に乗る際に転倒し硬膜下血腫

2019.09.10 【安全スタッフ】
  • list
  • クリップしました

    クリップを外しました

    これ以上クリップできません

    クリップ数が上限数の100に達しているため、クリップできませんでした。クリップ数を減らしてから再度クリップ願います。

    マイクリップ一覧へ

    申し訳ございません

    クリップの操作を受け付けることができませんでした。しばらく時間をおいてから再度お試し願います。

災害のあらまし

 卸売販売業を営む会社Aで営業の仕事をしている労働者Xは、いつものように営業先に向かうため駐車場に停めてある営業車に乗り込もうとしたが、滑って転倒し頭と肩のあたりを打ったことにより慢性硬膜下血腫と診断された。

 薄い氷の上に雪が積もり、氷が張っているのが一見分からない路面状況であったため滑って転倒したものと思われる。

 労働者Xは転倒した当初はさほど影響がないだろうと考え、業務を通常どおり行っていたが、痛みがなかなか引かないため、転倒から約10日後、整形外科Bを受診したところ「打撲」との診断を受け、湿布を処方され帰宅した。その後数回整形外科Bに通院したが、症状が治まらず別の病院Cで検査したところ、慢性硬膜下出血と診断され緊急手術となった。すでに転倒から20日以上経過していた。…

執筆:一般社団法人SRアップ21 北海道会
モモ社労士事務所 所長 澤田 めぐみ
◇SRアップ21:www.srup21.or.jp

この記事の全文は、安全スタッフの定期購読者様のみご覧いただけます。
▶定期購読のご案内はこちら

安全スタッフ電子版へログイン

安全スタッフ電子版は安全スタッフ購読者専用のサービスです。

詳しくは労働新聞・安全スタッフ電子版のご案内をご覧ください。

2019年9月15日第2338号 掲載
  • 広告
  • 広告

あわせて読みたい

ページトップ
 

ご利用いただけない機能です


ご利用いただけません。