【同一労働同一賃金を踏まえた諸手当・福利厚生】第11回 改善原資のねん出② メリット多い“外注” 約半数の勤労者が利用/可児 俊信
2019.09.12
【労働新聞】
導入の手間を大幅削減
低コストで待遇を改善できる手段の一つとして、福利厚生パッケージがある(図)。一般に福利厚生のオペレーションには、①福利厚生制度の制定と提携開発・拡充、②制度の周知、③利用申込みの取次ぎ――があるが、これらをすべて外部委託できる。
提供される福利厚生は、宿泊施設やフィットネスクラブ、ベビーシッターなどの育児サービス・施設、介護サービス・施設、通信・通学での自己啓発講座、レジャー施設・リラクゼーション施設、ネットでのショッピングサイト、相談サービス、人間ドック・検診サービスなど多岐に渡り、サービスの数は数十万に上る。…
筆者:千葉商科大学 会計大学院 教授 可児 俊信
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令和元年9月16日第3225号10面 掲載