【イラストで学ぶリスクアセスメント】第202回 回転椅子・脚輪付き踏台の災害
2019.10.10
【安全スタッフ】
今回は、事業場内で身近にある椅子・踏台など(折りたたみ椅子・脚輪付き回転椅子・踏面の狭い踏台・スプリング脚輪装備の作業台)の誤った使用方法による災害をテーマにします。
〔災害が発生した事業場の状況など〕
当該事業場は、大正時代に創業した伝統ある総本家から、1945年に分家した温泉ホテル〔*1〕で、事業内容が幅広く、バックヤード〔*2〕の作業が極めて多く、各職場の従業員の上司は総本家から移籍のベテランの長老(高齢者)が多い。また、用具は30年前のもので、老朽化したものが目立ち、近年用具の交換はしていない。…
執筆:中野労働安全コンサルタント事務所 所長 中災防安全衛生エキスパート 中野 洋一
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2019年10月15日第2340号 掲載