【送検事例】無資格者にフォーク運転させる
2019.10.10
【安全スタッフ】
福岡・直方労働基準監督署は、法定の資格者ではない者にフォークリフトを運転させた建設会社の代表者および運転していた現場職長の2人を、労働安全衛生法違反の容疑で福岡地検飯塚支部に書類送検した。重量物をフォークに載せて急旋回した際、フォークから外れた重量物が近くにいた同僚労働者の上に落下して重傷を負わせたもの。同職長は、運転に必要な技能講習を修了していなかった。(R1・9・13)
事件の概要
同労基署の調べによると、今年9月13日、建設資材の製造会社の構内作業場で後片付けを行っていた際に事故は発生。
重さ約200kgもある資材運搬用のつり具を、…
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2019年10月15日第2340号 掲載