【働き方改革 悩める管理職への“道具術”】第14回 円滑な業務支える情報共有(2) 担当業務を自己PR 指導・支援し合う職場へ/金津 健治
2019.10.10
【労働新聞】
出発点
無関心では成長望めず
一人ひとりの社員が仕事の幅を広げ、互いに指導・支援し合うならば、仕事を進めるやり方を共有することができる。ところが現実には、「あの仕事はやりたくない」、「興味がない」などと幅を広げるのに否定的な社員もいる。
かつて、大手エアラインの人事課長が、「互いの仕事が分からないようでは、成長は望めない。今後は月例会議の時間を15分割き、仕事経験を紹介し合おう!」と部下に呼びかけた。その結果、部下は互いの仕事に興味を持つようになり、社員間で交流が進み、知見の伝承にもつながっていった。
その際に用いられたツールが、今回取り上げる「担当業務紹介シート」(別表)である。各人に自らの経験と現在の主な業務を記してもらい、蓄積したノウハウの共有化を進める。課長クラスが中心となって、職場で活用する方法を紹介する。…
筆者:マネジメントユースウェア研究所 代表 金津 健治
この記事の全文は、労働新聞の定期購読者様のみご覧いただけます。
▶定期購読のご案内はこちら
この連載を見る:
令和元年10月14日第3228号13面 掲載