【送検事例】荷台上で保護帽着用させず
2019.10.29
【安全スタッフ】
香川・高松労働基準監督署は、労働者に保護帽を着用させなかったとして、運送会社と同社専務取締役を安衛法違反容疑で高松地検に書類送検した。貨物自動車の荷台上でシート掛け作業を行っていた労働者が墜落し、頭部を打って死亡する災害が発生している。安衛法では最大積載量5t以上の貨物自動車の荷台で荷積み、荷卸し作業を行わせる際は、保護帽を着用させるよう規定している。(R1・9・20)
事件の概要
事故は今年6月28日、運送会社の営業所敷地内で起きた。労働者が保護帽を着用しないまま、最大積載量7.5tの貨物自動車の荷台に積まれた荷の上でシート掛けを行っていた際に墜落、頭部を打って死亡する労働災害が発生している。…
この記事の全文は、安全スタッフの定期購読者様のみご覧いただけます。
▶定期購読のご案内はこちら
この連載を見る:
2019年11月1日第2341号 掲載