【送検事例】フォークとの接触防止措置怠る
2019.11.12
【安全スタッフ】
富山労働基準監督署(矢郷徳政署長)は、フォークリフトとの接触防止を怠ったとして、建設用仮設機材などのリース会社と同社工場長を安衛法違反の疑いで、富山地検に書類送検した。労働者が運転するフォークリフトに、77歳の派遣労働者が轢かれ死亡したもの。同社は立入禁止区域の設定や表示などを怠っており、派遣労働者が危険箇所に立ち入り事故になったという。(R1・9・10)
事件の概要
事故は平成30年4月11日、同社の富山営業所内の工場で起きた。同社の労働者が運転するフォークリフトに、77歳の派遣労働者が轢かれて死亡した。フォークリフトは荷を取りに行く途中で、前進していたところだった。…
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2019年11月15日第2342号 掲載