【同一労働同一賃金を踏まえた諸手当・福利厚生】第23回 飲食チェーンの事例① 必要最小限の改善に 通勤手当見直しを最優先/可児 俊信
2019.12.12
【労働新聞】
出勤日数から金額算出
今回と次回は福利厚生制度や福利厚生的手当の見直しを行うことで、待遇改善原資をねん出した飲食チェーン店の事例を紹介する。同社の正規従業員は約1000人だが、パートタイマー・アルバイトを含めた非正規従業員は1万人を超えており、従業員の大部分が非正規である。
同社の福利厚生制度や福利厚生的手当は表のとおり。このそれぞれについて待遇改善の対象とするか、とくに対応不要であるか、または制度見直しするかを仕分けしていった。…
筆者:千葉商科大学会計大学院教授 可児 俊信
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令和元年12月16日第3237号10面 掲載