【イラストで学ぶリスクアセスメント】第207回 積載形クレーンの災害
2019.12.26
【安全スタッフ】
令和になって初めての新年、謹んでご挨拶を申し上げます。毎回お読み頂き、誠にありがとうございます。この連載は今年度をもって終了の予定でしたが、読者からの「励ましと強い要望」があり、今年4月から装いも新たに再スタートすることになりました。労働災害の大多数は、関係者の「適正な知識・知力で防げる」と筆者は考えますので、連載で扱う災害事例の改善提案が「危険ゼロの一助」になればと思います。
今回のテーマは移動式クレーンのなかで、災害の多い積載形トラッククレーンの災害です。積載形トラッククレーンは、「鉄道線路を走行する軌陸トラッククレーン」と同様に、1台で「積み込み・運搬・積み卸し」ができる便利な小型移動式クレーンです。
【積載形トラッククレーンは、「他の移動式クレーンと違う難点が多数ある」⇒対策】
① クレーン装置を装備しているので、荷台の積荷質量が制限される〔架装4t車級に4t積載すると、クレーン装置の質量(1t以上)が過積載となる〕⇒対策:荷台横の見やすい場所に、…
執筆:中野労働安全コンサルタント事務所 所長 中災防安全衛生エキスパート 中野 洋一
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2020年1月1日第2345号 掲載