【令和2年厚労省重点政策 改正法の周知を徹底し円滑施工へ】氷河期世代支援は待ったなし/人材開発統括官 定塚 由美子
2019.12.26
【労働新聞】
少子高齢化が進展し、人生100年時代を迎える中、第4次産業革命による技術革新に対応しつつ、すべての方がその能力を存分に発揮できる社会を実現することが重要です。このためには、個々人の主体的なキャリア形成を進めるとともに、生産性の向上を図っていくことが不可欠であり、いくつになっても、誰にでも学び直しと新しいチャレンジの機会を確保するリカレント教育の充実や、高齢期を見据えたキャリア形成支援等を推進していく必要があります。
また、雇用環境が厳しい時期に就職活動を行ったいわゆる就職氷河期世代の方々への支援は、わが国の将来にかかわる、社会を挙げて取り組むべき待ったなしの課題であり、不本意ながら不安定な仕事に就いている方、長期間無業の状態にある方、また、社会参加に向けた支援を必要とする方など、個々の様ざまな状況に応じたきめ細かな支援を行い、働くことや社会参加を支援していく必要があります。…
筆者:人材開発統括官 定塚 由美子
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令和2年1月6日第3239号15面 掲載