【ぶれい考】人事部門は社長の分身/江上 茂樹
2020.01.09
【労働新聞】
まさか自分に連載記事を書くチャンスが訪れるとは…。驚き半分嬉しさ半分で今回のご依頼をお受けしました。日頃の考えをそのまま書きたいと思います。1年間、お付き合いをよろしくお願いいたします。
申し遅れました。サトーホールディングス㈱最高人財責任者(CHRO)兼北上事業所長の江上茂樹と申します。新卒で自動車メーカーに入社後、とくに希望していた訳ではないのですが結果として主に人事畑を歩み、同社の人事・総務本部長を経て、2015年秋より現職に就いています。約25年の会社人生のうち約9割が人事のキャリアであり、実務メインの工場人事から経営としての人事まで幅広く経験してきました。
若い頃は目の前の膨大な人事実務をこなすのに夢中で、それ以上も以下も何も考えていなかったのですが、自分の立場が実務から経営に近くなってくるに従い、「人事部門は何のためにあるのだろう?」と思い始めるようになりました。換言すれば「人事部門は必要なのか?」と。そういえば一時期、そんな本も話題になっていましたね。
突然ですが、ご自身で会社を起業し、今後の成長のために社長として自らのチームを立ち上げることを想像してみてください。…
執筆:サトーHD 最高人財責任者 江上 茂樹
この記事の全文は、労働新聞の定期購読者様のみご覧いただけます。
▶定期購読のご案内はこちら
この連載を見る:
令和2年1月13日第3240号5面 掲載