【労働災害防止団体 会長メッセージ】中小向けコスモスを展開/錢高 一善
2020.01.10
【安全スタッフ】
建設業における労働災害による死亡者は、会員をはじめ関係各位の熱意と長年に渡る不断の努力により減少傾向にあるものの、平成29年は323人、平成30年は309人と連続して300人を超える状況となり、労働災害防止活動の一層の推進が必要となっております。
建設業は、地域の生活基盤であるインフラ整備に携わり、さらに頻発する自然災害からの復旧・復興工事、国土強靱化に向けた継続的な防災・減災関連工事などにも携わっております。これらの高水準の工事量に加え、現場管理者および技能労働者の不足、建設労働者の高齢化の進展、さらに外国人労働者の受入拡大により、労働災害発生の可能性はますます高まっております。…
筆者:建設業労働災害防止協会 錢高 一善
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2020年1月15日第2346号 掲載