【想いはせれば】第123回 キーパンチャーの病欠
2020.01.28
【安全スタッフ】
▶昭和38年(1963年)、私が勤務していた事業所でも、技術革新の波に乗って、経営の科学的管理の手段として事務の機械化が進められ、その一環としてパンチカード計算システムが導入されました。
その部署は「電算室」と称して、工場の緑地にコンクリート造りで冷暖房完備の立派な建物が建てられ、新鋭の電算機器が設置され、各部署から若い女性が選抜されたキーパンチャーとして従事することになりました。当時、本格的な冷暖房を備えた建物や職場は工場や事務所にもなく、社員のせん望の的でした。
▶電算室での作業が発足して2年が経過したころ、パンチャーの女性たちの病欠が多くなり、…
執筆:セフテイレビュー 代表 末松 清志
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2020年2月1日第2347号 掲載