【ぶれい考】「心理的契約」の多様化/守島 基博

2020.02.27 【労働新聞】
  • list
  • クリップしました

    クリップを外しました

    これ以上クリップできません

    クリップ数が上限数の100に達しているため、クリップできませんでした。クリップ数を減らしてから再度クリップ願います。

    マイクリップ一覧へ

    申し訳ございません

    クリップの操作を受け付けることができませんでした。しばらく時間をおいてから再度お試し願います。

 先日あるパネルディスカッションに参加する機会があった。テーマは「雇用ってなに?」。そこで私が強く認識したのは、人々が「雇用」というものに込める思いや期待が極めて多様になってきたということである。

 たとえば、雇用保障。企業が行う雇用継続の努力を当然だと考えている人もいるし、また自分のキャリア発達の足かせだと思っている人もいる。また賃金は、労働への対価だと考え、安定第一の人もいるし、成果へのご褒美なので、大きな変動大歓迎の人もいる。

 もともと雇用契約や労働契約とは、単なる労働と賃金の交換に関する約束を越えて、…

筆者:学習院大学 副学長・経済学部経営学科教授 守島 基博

この記事の全文は、労働新聞の定期購読者様のみご覧いただけます。
▶定期購読のご案内はこちら

労働新聞電子版へログイン

労働新聞電子版は労働新聞購読者専用のサービスです。

詳しくは労働新聞・安全スタッフ電子版のご案内をご覧ください。

この連載を見る:
令和2年3月2日第3247号5面 掲載
  • 広告
  • 広告

あわせて読みたい

ページトップ
 

ご利用いただけない機能です


ご利用いただけません。