【今週の注目資料】労働力調査(基本集計)2019年平均(速報)(総務省)
2020.03.12
【労働新聞】
正規より非正規増加傾向
15歳以上の人口のうち、就業者と完全失業者を合わせた労働力人口は6886万人と、前年に比べ56万人増加した。7年連続で上昇傾向が続いている。
男女別にみると、男性は3828万人で11万人増加、女性は3058万人で44万人増加している。15~64歳未満に限っても5980万人と、前年に比べ25万人増加した。
就業率は前年比0.6ポイント上昇の60.6%だった。男女別にみると男性は69.7%と0.4ポイント上昇、女性は52.2%と0.9ポイント上昇している。
正規の職員・従業員数は、3503万人となり、前年比で18万人増加した。非正規の職員・従業員数は2165万人となり、45万人増加している。
正規の職員・従業員について男女別にみると、男性は2342万人と5万人の減少、女性は1161万人と23万人の増加となった。非正規の職員・従業員では男性が691万人で22万人増加、女性は1475万人で24万人増加している。
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令和2年3月16日第3249号4面 掲載