【ぶれい考】人材育成が消えた世界/守島 基博
2020.03.26
【労働新聞】
2月末に米国西海岸へ行って、現地企業の調査を行ってきた。テーマとしては、米国企業は、どういう対象のどういう人材育成を重視しており、どれだけお金を投資しているのか。投資効果の把握にも興味があった。
だが、結論から言うと、西海岸、とくにサンフランシスコ周辺の企業では、一部の対象を除いて、人材育成という概念はなくなっているという印象だった。
前提には、極めて高い労働市場の流動性がある。…
筆者:学習院大学 経済学部経営学科教授 守島 基博
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令和2年4月6日第3251号4面 掲載