【新人担当者向け!!労働法ケーススタディ】第13回 テレワーク導入時のポイントは? 対象者絞りトライアル 一定の基準設け許可制に/片山 雅也
2020.04.02
【労働新聞】
Q 新型コロナウイルスの感染拡大が懸念されています。当社でも「テレワークを導入すべきではないか」といった声が挙がってきました。テレワークを導入するためには就業規則の変更も必要なのでしょうか。導入する際のポイントを教えてください。
労働時間を管理
テレワークの「テレ」は離れてという意味であるため本来勤務する職場から離れて仕事をすることを意味する。テレワークの種類としては、在宅勤務、モバイルワーク、サテライトオフィス勤務がある。新型コロナ感染拡大の懸念からは、在宅勤務が着目されている。就業規則を変更する際のポイントは大きく分けて①対象者の範囲、②労働時間の管理、③通信費などの費用負担となる。
① まずは対象者の範囲を決める。筆者の経験では、テレワークを導入する際は、…
筆者:弁護士法人ALG&Associates 代表執行役員・弁護士 片山 雅也
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令和2年4月13日第3252号10面 掲載