【人事学望見】第1239回 組合ハラスメント 公平さ欠く人事考課の訴え無理

2020.04.23 【労働新聞】
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ひと昔前には“赤狩”がありました…

 わが国の労使紛争は、年々減少の一途をたどり、集団的のそれはユニオン系が突出している。かつては政党の青年・女子部が主体となってストライキを主導する場面もあった。裁判例を紐解くと意外や使用者側の言い分が通った例もある。

昇格すべき競争条件なし

 組合員であることを理由に差別されたと訴えたヤマト運輸事件(静岡地判平9・6・27)は原告に厳しい判断をした。

事件のあらまし

 貨物運送業を営むY社で車両の整備・点検・管理等の業務に従事していたAは、人事運用規程に基づく職務等級4級から5級への昇格が行われないのは組合所属を理由とする不当な差別であるなどとして、「正当な人事考課が行われていた場合」の賃金との差額相当額につき損害賠償を請求した。…

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令和2年5月4日第3255号12面 掲載
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