【送検事例】元請けが監視人配置の指導せず
2020.05.12
【安全スタッフ】
北海道・北見労働基準監督署は元請け、下請け、孫請けの建設会社らを安衛法違反容疑で釧路地検北見支部に書類送検した。工事現場で移動式クレーンのジブが送電線に近づいた際に放電が起こり、近くにいた労働者が感電により重体となった。元請けと同社現場代理人は、下請けが定めた移動式クレーンに関係する作業方法のうち、監視人の配置などの指導を行っていなかった。(R2・3・9)
事件の概要
労働災害は平成30年2月7日、北海道美幌町の土木工事現場で発生。移動式クレーンのジブが送電線に近づいた際に放電が起こり、…
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2020年5月15日第2354号 掲載