【送検事例】コンベヤー端部に覆い設けず
2020.06.10
【安全スタッフ】
岡山・倉敷労働基準監督署は、ベルトコンベヤーの端部に覆いや囲いなどを設けていなかったとして、鋳物製造業の会社と同社副社長を、安衛法違反の疑いで岡山地検倉敷支部に書類送検した。外国人技能実習生が、ベルトコンベヤーの下側に砂が付着しているのを発見し、手で取り除こうとしたところ、作動中のローラーに右腕が巻き込まれた。実習生は肩から右腕全体を切断することとなった。(R2・4・21)
事件の概要
事故は昨年12月27日、鋳物製造会社の工場内で発生。外国人技能実習生が鋳物の型に使用する砂を清掃するため、スコップで砂をかき集めてベルトコンベヤーに乗せる作業を行っていた。…
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2020年6月15日第2356号 掲載