【統計資料】令和元年労働災害発生状況確定値(厚労省)
2020.06.10
【安全スタッフ】
死亡災害の発生状況
平成31年1月1日から令和元年12月31日までの労働災害による死亡者数(以下「死亡者数」という)は845人(前年比64人・7.0%減、平成29年比133人・13.6%減)と2年連続で過去最少となった。休業4日以上の死傷者数(以下「死傷者数」という)は12万5611人(前年比1718人・1.3%減、平成29年比5151人・4.3%増)となった。労働災害を減少させるために国や事業者、労働者などが重点的に取り組む事項を定めた中期計画である「第13次労働災害防止計画」(以下「13次防」という)(平成30年度~令和4年度)では、死亡者数を平成29年と比較して、令和4年までに15%以上減少させること、死傷者数を平成29年と比較して、令和4年までに5%以上減少させることを目標としている。死亡者数は、同計画の目標達成に向け着実に減少しているが、死傷者数は、平成29年と比較すると未だ多くの業種で増加する結果となった。…
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2020年6月15日第2356号 掲載