【健康に働くためのヒント からだを動かす骨】第3回 疲れにくい!「ダブルT」の立ち方
2020.06.10
【安全スタッフ】
最小限の力で立つ
「立つ」という姿勢は、日常動作のなかに多くあります。立ち仕事をしている方のなかには長時間、立ち姿勢を保持することによる、ひざ痛、腰痛などに悩んでいる方もいるのではないでしょうか?
そこで今回は、骨身に任せた「ダブルT」の立ち方を紹介します。骨身に任せて立つと、無駄な筋力に頼らず、最小限の力で立つことができ、疲れにくくなります。
立ち方は、すべての動作の基本となります。心地よい立ち方が基本になり、楽な歩き方、効率的なからだの動かし方ができるようになります。
T字の交点にからだの重心を置く
まず、ダブルTの立ち方を説明します。歯磨きの時、通勤時間の電車の中、横断歩道の信号待ちなど日常生活の「立つ」場面でダブルTの立ち方をして、骨を使っていきましょう。
(1)ダブル「T」で立つ(写真)…
執筆:スポーツケア整体研究所 骨ストレッチ認定指導員 小沼 博子
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2020年6月15日第2356号 掲載