【緊急連載 新型コロナの人事実務対応】第7回 在宅勤務時の人事考課 部下の進捗共有を 成果評価は目標小分けで/田代 英治
2020.07.02
【労働新聞】
新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、全面的に在宅勤務を導入した企業の人事担当者や現場のマネージャーから、「人事考課をどのように実施したら良いか」という課題について相談を受けることがある。
彼らの多くは全面的に在宅勤務へ移行した後、「直接顔を合わすことがないまま働いている部下を、どう評価したら良いか分からない」との悩みを抱えることになった。在宅で仕事をしている部下の成果(アウトプット)はチェックすることができたとしても、勤務態度や働きぶりについてはみることができず、行動(プロセス)をどう評価したら良いか分からないというのである。
このようなマネージャーは、まず自社の人事考課の基準を確認することから始める必要がある。…
筆者:㈱田代コンサルティング 社会保険労務士 田代 英治
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令和2年7月13日第3264号6面 掲載