【送検事例】振動ローラーの誘導員配置怠る
2020.07.27
【安全スタッフ】
山梨・都留労働基準監督署は、誘導員を配置せず危険防止措置を怠ったとして、建設会社と同社現場代理人を、安衛法違反の疑いで甲府地検に書類送検した。労働者が土壌を押し固める振動ローラーを運転し、川の水が流入しないように盛られた締切盛土上で締固め作業を行っていたところ、盛土の斜面に転落。労働者は胸部外傷により死亡した。(R2・6・4)
事件の概要
事故は今年1月17日、山梨県都留市の橋梁耐震工事現場で発生。同社の40歳代の男性労働者が土壌を押し固める振動ローラーを運転し、川の水が流入しないように盛られた締切盛土の締固め作業に従事していたところ、盛土の斜面(傾斜角34°高さ2.5m)に転落した。労働者は胸部外傷により死亡している。…
この記事の全文は、安全スタッフの定期購読者様のみご覧いただけます。
▶定期購読のご案内はこちら
この連載を見る:
2020年8月1日第2359号 掲載