【新型コロナを乗り切る!産業保健と働き方改革】第5回 業種別の対応 接触機会削減が基本 製造業はシフト工夫を/石澤 哲郎
2020.07.23
【労働新聞】
客の感染予防も必要
第2~4回では、一般的なオフィスを念頭に、新型コロナウイルス感染症の知識や感染拡大予防対策について解説した。しかし、業種によっても感染リスクや取るべき対策は大きく異なる。今回は、様ざまな業界団体が公表したガイドラインを参考に、業種別に注意すべきポイントについて解説する。
なお、本稿は2020年7月17日までの情報を元に作成しており、身体的距離の確保、マスクの着用、手洗い・手指消毒、環境消毒や換気の徹底といった一般的な予防策を前提としている。個別の業界ガイドラインについては、内閣官房のホームページで業種別ガイドライン一覧が公表されているので参考にされたい。
小売業や外食業では、店舗に不特定多数の人々が訪れることから、顧客と従業員の双方に十分な感染拡大防止策を講じることが重要となる。…
筆者:産業医事務所 セントラルメディカルサポート 代表 石澤 哲郎
この記事の全文は、労働新聞の定期購読者様のみご覧いただけます。
▶定期購読のご案内はこちら
この連載を見る:
令和2年8月3日第3267号13面 掲載