【今週の注目資料】2020年度新入社員意識調査(日本能率協会)
2020.08.20
【労働新聞】
実力・成果志向が7割弱
調査は、日本能率協会の新入社員向け公開教育セミナー参加者を対象に実施した。
働きたい職場についてみると、「個人が評価され、年齢・経験に関係なく処遇される実力・成果主義の職場」が66.1%で、過去10年間で最高の数値となった。一方、「競争よりも、ある年代まで平等に処遇される年功主義の職場」は32.2%となっている。
働き方については、「一つの仕事を長く続けて専門性を磨きたい」が63.9%だった。「いろいろな業務を経験し、仕事の幅を広げたい」は34.5%となっている。
働くときの環境についてみると、リモート環境で働けることを重視していると回答した割合は全体の7割を占めた。カジュアルな服装で働けることを重視している割合は全体の半数を占めている。
抵抗がある事柄として、「指示があいまいなまま作業する」89.9%、「飛び込み営業」87.0%、「知らない人・取引先に電話を掛ける」73.9%となった。
この連載を見る:
令和2年8月24日第3269号4面 掲載