【ぶれい考】「真の多様性」根付かせる/相原 康伸
2020.09.17
【労働新聞】
新型コロナウイルス感染症の影響が続くなか、連合は第16期(2020~21年度)の折返し地点に入ろうとしている。今期の運動方針では、新たな連合ビジョン「働くことを軸とする安心社会―まもる・つなぐ・創り出す―」を踏まえ、連合がこだわりを持つキーワードをいくつか提起した。その1つが“「真の多様性」が根付く職場・社会”だ。
コロナ禍が改めて浮彫りにしたのは、危機的状況になるほど、弱い立場にある人へ深刻な被害が及ぶということだ。国が打ち出す施策の多くが男性目線で、女性の人権が後回しにされているとの指摘もある。セーフティーネットの拡充はもとより、…
筆者:連合 事務局長 相原 康伸
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令和2年9月21日第3273号5面 掲載