【送検事例】サイロの転落防止措置怠る
2020.09.28
【安全スタッフ】
滋賀・大津労働基準監督署は、サイロへの転落防止措置を怠ったとしてガラス製造工場の構内下請会社と同社係長を安衛法違反の疑いで大津地検に書類送検した。労働者はサイロ上部のマンホールを開けて、溜まった原料の量を確認していた。マンホールの蓋を開けたまま原料を投入していたところ、サイロ内へ転落した。労働者は、ガラスの原料に埋もれて窒息死となった。(R2・8・19)
事件の概要
事故は今年5月7日、滋賀県大津市にあるガラス製造工場の原料調合棟で発生。構内下請会社の労働者が、ガラス原料投入口から原料を入れ、サイロ上部のマンホールを開けてサイロ内に溜まった原料の量を確認する作業に1人で従事していた。マンホールの蓋を開けたまま原料を投入していたところ、サイロ内へ転落。労働者は、ガラスの原料に埋もれて窒息死した。…
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2020年10月1日第2363号 掲載