【ぶれい考】取り残しなき対策を/安永 貴夫
2020.10.15
【労働新聞】
国連の持続可能な開発目標SDGsの17の目標を示すピンバッジを手にしたのは、2年前の春だったと記憶している。当初は、他のキャンペーンバッジなどに比べ大きいのに加えて色が派手で、付けていると電車などで視線を感じることもあった(自意識過剰か)。そこから徐々にSDGsの目標に貢献する意思を示す各団体・各企業などが増え、ピンバッジを付ける人も増加し、SDGsの意義も浸透しつつあった。
そこへコロナ禍が襲ってきた。ステイホームでピンバッジを付ける機会はなくなり、話題はコロナ一色になってしまった。「SDGsどころでは」となってはいまいか。…
筆者:連合 副事務局長 安永 貴夫
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令和2年10月19日第3277号5面 掲載