【新型コロナを乗り切る!産業保健と働き方改革】第17回 リモートワーク② アクセス制限も一手 計画的な健診受診勧奨を/吾妻 愛子

2020.10.29 【労働新聞】
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PCログ積極活用を

 前回はリモートワークと健康問題について概説したが、今回は在宅勤務者への健康サポートを行う上で労務担当者が注意すべきポイントを解説する。

 最初に検討すべき点は長時間労働対策である。実際、リモートワークを行う上での主な問題として、企業側からは「労働時間の管理が難しい」()、労働者側からは「仕事と仕事以外の切り分けが難しい」、「長時間労働になりやすい」という点が挙げられている。当然ながら、リモートワークにおいても労働関係法令の遵守が求められるが、オフィスとは異なり働いている状況を管理者が直接確認できないことから、勤怠管理が難しくなるのも事実である。そのため労働時間管理を行うに当たって、リモートワークならではの工夫が必要である。

 まずは働き方改革関連法で勤務時間の客観的な把握義務が創設されていることも踏まえ、労働者の自己申告に委ねることなく、パソコンのログなどで積極的に正確な勤務時間を把握することが求められる。このような確認作業自体が、長時間労働抑制に一定の効果が期待できる。…

筆者:産業医事務所 セントラルメディカルサポート 産業医 吾妻 愛子

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令和2年11月2日第3279号13面 掲載
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