【ぶれい考】偏見・差別のない世界へ/石田 昭浩

2020.11.12 【労働新聞】
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 政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会で、コロナ禍における感染リスクの低減に向けた議論が進められている。感染症予防と経済社会活動の両立について、その定義や具体的な水準を未経験のなか導き出す難しさはいうまでもない。

 これと並行し、分科会の「偏見・差別とプライバシーに関するワーキンググループ」では、謂れのない誹謗中傷・いじめの撲滅に向けた議論も行われている。感染者、濃厚接触者、医療・介護従事者等、さらにはその家族に対する偏見・差別、心ない攻撃などが問題となっている。連合に寄せられる労働相談でも、…

筆者:連合 副事務局長 石田 昭浩

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令和2年11月16日第3281号5面 掲載
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