【社長と人事部長への社労士使いこなし術】第9回 管理職向けの社内研修 ニーズへ柔軟に対応 事後の継続的支援望める/瓜阪 早貴
2020.11.26
【労働新聞】
「新人の部下にメモを取るように伝えたら、ノートとペンではなく、スマホの音声録音アプリを起動していた」――。こんなシーンならまだ、「ジェネレーションギャップ」と片付けられるかもしれない。
では、当日が締切りの仕事が残っているのに「定時なので」と帰ってしまう、業務の調整なしに「権利なので」と10日間連続で年休を取得する――そんな部下がいたとしたら、どうだろうか。
一方で管理職は、「パワハラだといわれそうで部下の育成がままならない」という悩みを抱えている。部下とのかかわり方は、管理職にとって重要課題の1つだ。
管理職研修については、自社で組み立てている企業が多いだろうが、社労士を活用することもできる。たとえば顧問社労士に、講師を任せてみてはいかがか。主に次の3点のメリットがある。…
筆者:ドリームサポート社会保険労務士法人 社会保険労務士 瓜阪 早貴
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令和2年12月7日第3283号6面 掲載