【事故防止 人の問題を考える】第100回 現場の安全作業の基本 その7:化学物質取扱、有機溶剤

2021.01.13 【安全スタッフ】
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保護具で飛液から身を守る

 現場の安全作業の基本その7では、化学物質の取り扱いと有機溶剤中毒防止の基本を取り上げます。

◎化学物質取扱の基本

 化学物質による労働災害では、適切な保護具の着用が重要になります。

 眼の薬傷は重篤度が高く、保護メガネを着用して眼を守ることが必要です。また、苛性ソーダ(水酸化ナトリウム)などの強アルカリ性溶剤は身近に使われており、皮膚腐食性や眼に対する重篤な損傷性があります。油洗浄用の液が跳ねて両目に入り、薬傷を負う災害などが発生しています。

 保護手袋に開いていた穴から入った薬液が皮膚に付き、薬傷を起こすこともあります。保護具の日常点検は欠かさずに行いましょう。また、GHS(化学品の分類および表示に関する世界調和システム)では、化学物質の危険有害性を示す絵表示が定められています。…

執筆:労働安全衛生総合研究所 安全研究領域長 高木 元也

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2021年1月15日第2370号 掲載
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