2012年12月配信の連載記事

2012.12.24 【労働新聞】
【人事学望見】第893回 タイムレコーダー至上主義は危険 労働時間把握義務は使用者に!

 労働基準法第108条には「各事業場ごとに賃金台帳を調製し、賃金計算の基礎となる事項および賃金の額その他厚生労働省令で定める事項を賃金の支払いの都度遅滞なく記入しなければならない」と規定しており、労基則第54条に記入事項を列記している。 打刻忘れも支払義務あり  その中で、とくに重要なのは時間外労働や休日労働・深夜勤務の割増賃金の算定基礎……[続きを読む]

2012.12.24 【労働新聞】
【ぶれい考】挑戦し続けよう/後藤 郁子

 最近の若者は、指示されたことは完璧にこなすが、自ら考え自発的行動をとる人物が少ないという。「企画力が弱い」「リスクを負わない」というのがその言葉の真意だと思うが、私はこの話を聞く度に「若者にいう前に、自分がそれをできているか」と自問自答している。  ソフトバンクの孫氏、ファーストリテイリングの柳井氏、海外に挑戦し続けるスポーツ選手、伝統……[続きを読む]

2012.12.24 【労働新聞】
【緊急連載 改正労働者派遣法の実務対応】最終回 これからの行方(2) 「強者」は誰か直視を 実態見据えた検討必要/岡芹 健夫

短期的な就業が基本  1 連載最終回を迎えて  労働新聞に寄稿の機会をいただいていた平成24年改正の労働者派遣法(以下「改正派遣法」)についての連載も、今回が最終回ということとなった。その最終回を迎えるに当たり、20年近く、人事労務の法律問題に携わってきた筆者として、改めて今次の改正が今後の人事・労務問題、ひいてはわが国の社会経済問題の中……[続きを読む]

2012.12.24 【労働新聞】
【登壇労組リーダー】賃金の絶対額求め格差是正へ/須田 孝

 2013春季生活闘争方針に掲げた「賃上げ部分」の分かりやすい解説を、ということであるが、紙面の都合もあるだろうからポイントを中心に触れたい。  まず、13春闘の意義は「傷んだ雇用・労働条件」の復元である。賃上げ要求では、「低下した賃金水準の中期的な復元・格差是正、体系のゆがみ等の是正」に取り組む。  具体的には「構成組織は個別銘柄でのふ……[続きを読む]

2012.12.24 【労働新聞】
【いただきまぁす】ビニールハウスの宴(最終回)/中山 美鈴

 若い頃の旅は一人旅が多く、気ままなものでした。  「人生は、成り行き」と、三線をひきながら唄う人と飲み耽った南の果ての島、波照間島での夜を懐かしく思い出します。  蝶捕りで滞在中の青年と話がはずんでいた宿での夕食、飲みに行こうと彼を誘いにきた人がいました。「おネエさんも、来ない?」その人の瞳は大きく黒く、やさしげでした。… 筆者:食文化……[続きを読む]

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