2017年2月配信の連載記事

2017.02.27 【労働新聞】
【激変する外国人雇用―新・技能実習制度から高度人材まで】第7回 高度人材ポイント制 特別加算で対象拡大 国内労働市場に悪影響も/早川 智津子

最低年収基準は一律300万円  今回は、外国人高度人材の受入れについてみていきたい。  すでに述べたとおり、日本は、国際競争力を維持・発展する必要性から、専門的・技術的分野の外国人は積極的に受け入れるとの方針を示している。そうした高度な人材を巡って、各国は、一般の外国人よりも入国の手続きを緩和したり、永住を含めた長期の在留を認めるなど様ざ……[続きを読む]

2017.02.27 【労働新聞】
【人事労務50年の裏表―わが山河は美しかったか―】5年も労した職能給の導入/梅本 迪夫

 最初に手掛けた賃金制度の構築は、労政スタッフ3年目の時である。総合決定給1本建てから職能給への切替えに取り組んだのだが、導入まで実に5年も労する難産となった。 三井石油化学では1957年の創業以来、総合決定給1本の積上げ方式であった。定期昇給については、3年ごとに行う労働協約の更新時に「査定原資」として合意しており、労使双方に「賃金カー……[続きを読む]

2017.02.27 【労働新聞】
【ぶれい考】パラリンピックに向けて/栗田 美和子

2020年東京オリンピック・パラリンピックは、私にとって2度目の東京五輪だ。64年の前回大会は、富山の小学校でテレビ観戦と新聞スクラップに明け暮れた。しかし、2020年は東京近県で企業経営者として迎える。何かするべきではないかと思い経営者仲間に声をかけ… 筆者:クリタエイムデリカ 代表取締役社長 栗田 美和子[続きを読む]

2017.02.27 【労働新聞】
【経営・人事担当向け 中小の企業統治論】第7回 規模問わないガバナンス 当事者意識を醸成 従業員持株制など活用し/長嶋 由紀子

 中小企業においては資本と経営の分離が曖昧であり、オールマイティーな創業オーナー社長が君臨・統治しているケースが多く、形而的に整った企業統治は機能しない。その際のコントロールは経営者の「徳」に委ねるしかないともいわれる。確かに「徳」は大切であるが、1日の下で積めるものでもなく、属人性ゆえに最大利点が最大リスクにもなるであろう。では、改めて……[続きを読む]

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