2018年10月配信の連載記事

2018.10.26 【安全スタッフ】
【産業カウンセリングの現場から】第167回 組織を通して社会貢献する構図を/根本 忠一

ストレスチェックの先には? ストレスチェック制度が義務化されて3年目を迎えています。メディアでは「働き方改革」「健康経営」「生産性向上」がキーワードとして脚光を集め、その追い風のなかで企業は活動を展開しています。 この段階で軽々に批判することは本意ではなく、現状をより良くするために企業がメンタルヘルスにいかに取り組むか、その原点と目指すべ……[続きを読む]

2018.10.26 【安全スタッフ】
【社労士が教える労災認定の境界線】第278回 職場で嫌がらせを受け適応障害を発症

災害のあらまし 障がい者相談支援事業所に勤務するA相談支援専門員は同僚からの故意の嫌がらせを執拗に受け、上司に相談するも黙認され職場環境がますます悪化した。このような状態がしばらく続き、出勤するのが辛くなり食欲不振から体調不良、心療内科を受診したところ「適応障害」と診断された。判断 厚生労働省労働基準局長通達(基発1226第1号:平成23……[続きを読む]

2018.10.26 【安全スタッフ】
【統計資料】平成30年における労働災害発生状況 平成30年9月速報値

 本欄は厚生労働省労働基準局安全課が毎月まとめて発表する「労働災害発生状況(速報)」を編集したものです。各表の単位は死傷者数、死亡者数、増減数が「人」、構成比、増減率が「%」。また数値の「-」は減少を示します。なお前年速報値は集計時期同期の数値を使用しています。データベースは次のとおり。…[続きを読む]

2018.10.26 【安全スタッフ】
【イラストで学ぶリスクアセスメント】第180回 スタッカークレーンの災害

 今回は、立体自動倉庫内のスタッカークレーン〔*1〕の修理作業中、ラックの「固定はしごの背もたれと手すりの間」に挟まれの災害をテーマにします。 〔*1〕スタッカークレーンは直立した2本のガイドフレーム(マスト)に沿って、上下するフォークを装備し、フォーキングによって倉庫などのラック(荷物を載せる台)の荷を出し入れするために使用されている。……[続きを読む]

2018.10.26 【安全スタッフ】
【送検事例・図入り】開口部の墜落防止措置怠る

 埼玉・所沢労働基準監督署は墜落防止措置を講じていなかったとして、建設会社と同社代表取締役を安衛法違反の疑いで、さいたま地検川越支部に書類送検した。アパート建設現場で、労働者が2階でパネル式の壁の調整作業を行っていたところ、高さ約3mの開口部から墜落し死亡となる労働災害が起きた。開口部には手すり、囲い、覆いなどの墜落防止措置が設けられてい……[続きを読む]

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