2019年10月配信の連載記事

2019.10.31 【労働新聞】
【元漫才師の芸能界交友録】第16回 藤井フミヤ② 預かったままの包装紙/角田 龍平

 「われわれの認識としてはお預かりしているものでございまして、必ず返すという認識でございます」。2019年9月、関西電力の役員らが、福井県高浜町の元助役から多額の金品を受領していたことが発覚した。関電の社長の記者会見での発言を、不合理な弁解と一刀両断にしたいところだが、私にはその資格がない。  17年11月25日。「藤井フミヤのオールナイ……[続きを読む]

2019.10.31 【労働新聞】
【働き方改革 悩める管理職への“道具術”】第17回 上下間のすれ違い回避策(上) 報連相のルール共有 方法・時期など定める/金津 健治

出発点 互いに要望すり合わす  多くの職場においては、働き方改革で削減された残業時間をカバーするため、何とか仕事に専念できる時間を確保しようとしている。結果としてコミュニケーションの時間が省かれがちで、上司と部下の間で意思疎通に支障を来すような事案が生じている。だが、それ自体は今に始まったことではない。  ある事務サービス会社の職場では、……[続きを読む]

2019.10.31 【労働新聞】
【ぶれい考】「エンゲージメント」とは/守島 基博

 先日「従業員エンゲージメント」について調べてみて、驚いてしまった。  まず定義がバラバラなのである。調べる文献ごとに違う。また調査で使われる項目もまちまちだ。さらにはエンゲージメントに影響するといわれる要因(エンゲージメント・ドライバー)も説明者によって大きく違う。学界でいうところの「概念妥当性」を大きく欠いた考え方なのである。  正直……[続きを読む]

2019.10.31 【労働新聞】
【同一労働同一賃金を踏まえた諸手当・福利厚生】第17回 配偶者(扶養)手当の見直し 法改正捉え対応を 正社員のみ支給は不合理/可児 俊信

平均額は1カ月3万円  多くの非正規従業員はその勤務する事業所での採用であり転勤や異動がない。基本給や時給にはその地域の物価が反映されていると考えられるため、福利厚生的手当である地域手当の支給は、ガイドラインでは不要とされている。  一方、ガイドラインに明記されていない福利厚生的手当に、配偶者手当や子ども手当(総称して家族手当または扶養手……[続きを読む]

2019.10.31 【労働新聞】
【人事学望見】第1216回 懲戒処分と弁明機会 説得・警告重ねて実質的に代替

 懲戒処分は、明確な労働関係上の不利益措置を指す。使用者からすれば企業の秩序・利益を維持するために不可欠の制度ではあるが、労働者にとっては労働関係上の重大な不利益である。両社の利益を調整するための法規制が必要となる(菅野和夫「労働法」)。 賞罰委員会の機能を重視  懲戒処分を付す場合には、労働者に対し、「弁明の機会」を与えるというのが一般……[続きを読む]

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