- 2022.08.29 【安全スタッフ】
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【送検事例】プレス機のキーを保管せず
広島北労働基準監督署は、プレス機械作業主任者にキーの保管を行わせていなかったとして、金属製看板製作などを行う会社と同社マネージャーを安衛法違反容疑で広島地検に書類送検した。労働者がプレス機械で作業中、稼働スイッチに触れ、下降してきた上型と下型に左手を挟まれて手指を切断する災害が起きた。災害発生時、プレス機械のキーが差し込まれていた状態だ……[続きを読む]
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広島北労働基準監督署は、プレス機械作業主任者にキーの保管を行わせていなかったとして、金属製看板製作などを行う会社と同社マネージャーを安衛法違反容疑で広島地検に書類送検した。労働者がプレス機械で作業中、稼働スイッチに触れ、下降してきた上型と下型に左手を挟まれて手指を切断する災害が起きた。災害発生時、プレス機械のキーが差し込まれていた状態だ……[続きを読む]
メンタル不調を未然に防止 「労働安全衛生法」が改正されて、労働者が50人以上いる事業場では、2015年12月から、毎年1回、「ストレスチェック」を全ての働く人に対して実施することが義務付けられました。厚生労働省「ストレスチェック制度 簡単!導入マニュアル」のパンフレットに記載されている内容に基づき、基本的なステップに沿って、学んでいきま……[続きを読む]
前号まで皆様から寄せられたご質問にお答えしてまいりましたが、今回より私自身が安全に携わって感じたことについて災害の悲しみ、安全の難しさなど、30余年のなかで感じたことについてお話をさせていただきたいと思います。 まだ安全部門におらず、現場に籍を置いていた27歳の時です。かなり大規模な鉄骨鉄筋コンクリート構造の現場に在籍していました。敷……[続きを読む]
Ⅰ 事件の概要 原告X1~X4は、染料・顔料中間体を製造している被告Y会社の福井工場で勤務し、発がん性化学物質といわれるオルト-トルイジン(以下「本件薬品」という)を原料として、染料・顔料の製造業務に従事していた。 その時期は、若干異なるが、昭和63年以降平成30年ごろまで勤務していた。そのオルト-トルイジンは、昭和63年11月ごろか……[続きを読む]
災害のあらまし 労災請求人であるAは、日中は、カフェチェーンH社の店長として勤務、昼の仕事が終わると夜間は、宅配・デリバリーのアルバイトとして働いていた。H社とF社の労働時間を通算すると、月の時間外労時間数は100時間超だった。コロナ禍による影響でカフェの売上げが下がり、店舗責任者としての歩合給や報奨金が減り、生活費を少しでも補填するた……[続きを読む]
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