2024年7月配信の連載記事

2024.07.29 【安全スタッフ】
【安全衛生眺めてみれば】第15回 危険が多い除草作業

 8月は除草作業が多くなる季節です。誰もが、幼いころから庭や畑で雑草を抜く作業をした経験をしているので、それに毛が生えた程度の軽作業だという気持ちがあります。しかしこれは大きな間違いです。見かけによらず、とても危険な作業です。  除草作業は、自然の中での作業です。これはあらゆる作業で労働災害の最も発生しやすい、最も危険と分類されている「非……[続きを読む]

2024.07.29 【安全スタッフ】
【職場でそのまま使えるチェックリスト―抜け漏れ防ぐ基本モデル―】第29回 酸素欠乏・硫化水素 換気を十分に行う

 酸素欠乏症とは、通常、大気中に21%含まれる酸素が何らかの理由で失われて18%未満になったとき、その空気を吸うことによって人体にもたらされる症状で、最悪死亡することもあります。助かった場合でも後遺症として言語障害、運動障害、視野狭さく、麻痺などが現れることがあります。  硫化水素は卵の腐った臭いのある無色の液体で、空気より重く、主に下水……[続きを読む]

2024.07.29 【安全スタッフ】
【通達クリップ注目の1本】安衛則の一部改正省令

新規化学物質公表を電子化  新しい化学物質の名称の公表は官報に掲載することにより行われていましたが、「職場の安全サイト」への掲載などに変更されました。3カ月以内ごとに1回の頻度は従来と同じです。メーカーや輸入業者が行う有害性調査の届出等も電子申請を原則とする仕組みに変更しています。施行日は原則令和8年7月ですが、化学物質の名称の公表方法の……[続きを読む]

2024.07.29 【安全スタッフ】
【イラストで学ぶ身近なリスクと対策】第53回 特別高圧線近傍での災害

1.はじめに  今月は「電気使用安全月間」です。電気は現代社会では「インフラ〔産業基盤・生活基盤〕のエネルギー源として不可欠」ですが、目に見えないものです。この機会に「身近にある特別高圧(送電)線の危険性」を学びましょう。  感電とは、人間または動物が電気の流れている部分に接触したりして身体に電流が流れ、これによる急性の悪影響を受けること……[続きを読む]

2024.07.29 【安全スタッフ】
【送検事例】フォークとの接触防止措置怠る

 東京・品川労働基準監督署は、フォークリフトとの接触防止措置を講じていなかったとして、運送業の会社と同社代表取締役を安衛法違反の疑いで、東京地検に書類送検した。フォークリフトを使って労働者がコンテナをトラックに積み込む作業を行っていたところ、歩行していたトラック運転者がコンテナにぶつかった。そのまま下降してきたコンテナに挟まれてトラック運……[続きを読む]

ページトップ
 

ご利用いただけない機能です


ご利用いただけません。