2024年11月配信の連載記事

2024.11.21 【労働新聞】
【見直すべきは何なのか…労働基準関係法への提言!】リレー連載 第6回 労働時間と労使コミュニケーション 割増通算は撤廃必要 個々の交渉を集団で支援/鎌田 耕一 NEW

法定上限規制は現行制度を維持  前回は労働基準法制見直しの背景と労働者概念を取り上げたが、今回は労働時間法制と労使コミュニケーションについて意見を述べたい。働き方が多様化するなかで、どのように制度を組み換えるかが問われている。  労働基準関係法制研究会では労働時間法制に関して、大別して①割増賃金制度、②最長労働時間規制、③労働からの解放―……[続きを読む]

2024.11.21 【労働新聞】
【ポジティブに考える!改正育介法対応】第8回 男性育休の取得促進 「経営戦略」として発信 管理職の両立貢献を評価/佐藤 有美 NEW

300人超企業で公表が義務化  事業所の規模や業種、業務内容は、育児休業などの制度の利用しやすさ、させやすさに大きくかかわるものである。所属する人数が少なければ1人の欠員による影響は大きい。専門的な技術や経験が必要な業務ほど属人性は高くなり、まとまった期間仕事を休むことが難しくなる。  今後、人手不足はさらに進んでいくと見込まれる。その影……[続きを読む]

2024.11.21 【労働新聞】
【ぶれい考】就業規則をハンドブックに/清水 直子 NEW

 歯ブラシはどんな価格帯のものを、年に何回替えるか。その合計金額はいくらになるのか。歯科検診には定期的に通っているか。歯ブラシメーカーの経営者として、会う人にこういった質問をするようになった。  歯ブラシとは、世間では安い価格の部類に入る。1本数百円程度のものを、1年間に数本交換したら、合計2000円くらいだろう。80年間同じペースで交換……[続きを読む]

2024.11.21 【労働新聞】
【労働移動を前提とした競業避止と情報漏洩対策】第8回 営業秘密と請求の要件 高い立証のハードル 不正取得と使用が必要に/岡本 直也 NEW

大きく4類型に分かれる  不正競争防止法2条1項4~10号には、営業秘密に関して「不正競争」として損害賠償請求などを行うための要件が明記されている。これらの要件を満たさない場合は違法と認められず、損害賠償請求は棄却される。不正競争の類型は、大きく①不正取得類型(取得自体が不正の場合)、②不正開示類型(開示、使用が不正の場合)、③転得類型、……[続きを読む]

2024.11.21 【労働新聞】
【ケーススタディー人事学Q&A】第20回 ドライバーの割増賃金 労働時間分を明確に 判別性と対価性で判断/西川 暢春 NEW

【Q】 物流業への参入を決めたF興産では、トラック運転者の割増賃金の支払い方法で議論が紛糾していた。「長距離手当」や「配送手当」などとして定額を支給する方法、輸送単価(売上高)の◯%の「業績手当」を支給する方法が候補に挙がっていたが、いずれも法的に問題ないかどうか、自信を持てずにいたのだった。 法定以上は問題なし 【A】 労働基準法の割増……[続きを読む]

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