『ぶれい考』の連載記事

2024.10.31 【労働新聞】
【ぶれい考】生産性にも効く障害者雇用/大下 英和 NEW

 障害者の就業機会の確保を目的として定められている障害者法定雇用率は、2024年4月から2.5%(従業員数40人以上)に引き上げられ、さらに、26年7月には2.7%(同37.5人以上)への引上げが予定されている。  実態としては中小企業における障害者雇用は進んでいない。当所の調査では、「法定雇用率(2.5%)を満たしている」との回答は、対……[続きを読む]

2024.10.24 【労働新聞】
【ぶれい考】細かくシフト組み残業削減/富久田 三千代

 当社は、花苗や鉢花を販売する小売業で、創業52年を迎える。父が創業した会社を継承するとは考えてもいなかったが、現在は私が代表取締役を務めている。  当社の接客販売員は女性が多く、子育て中の社員も少なくない。以前は出産や育児を機に退職する社員もいた。しかし、植物が好きで働きたいと希望している人材を、置かれた環境で制限するのはもったいない、……[続きを読む]

2024.10.17 【労働新聞】
【ぶれい考】人生100年時代の生き方/内藤 靖博

 今年2月に父が亡くなった。享年85歳。癌で先は長くないと言われてから5年ほどが経ち、正月に帰省した際も変わらず元気そうだったが、入院したと連絡があってからほんの数日で逝ってしまった。コロナ禍で低下した日本人の平均寿命は未だ元には戻っていないものの、男性は約81歳と世界トップレベル。それに比べれば、十分生きたといえるのだろう。  単身赴任……[続きを読む]

2024.10.10 【労働新聞】
【ぶれい考】「違い」乗り越え新法施行へ/鎌田 耕一

 フリーランス法が11月1日に施行される。1990年代からフリーランス保護のあり方を研究してきた私にとって、感無量である。歴史を少し振り返ってみたい。フリーランスの問題が国際的に意識されたのは、98年に国際労働機関(ILO)事務局が、各国に「雇用によらない働き手」の保護を促す条約案をILO総会に提案したときである。この試みは失敗したが、ヨ……[続きを読む]

2024.10.03 【労働新聞】
【ぶれい考】シニアの知見を競争力に/大下 英和

 高齢化の進展に伴い、働くシニアの数は増えている。総務省労働力調査では、2023年のシニア人材(60歳以上)の就業者数は1468万人、就業者全体に占める割合は21.8%と過去最高となった。深刻な人手不足に苦しむ中小企業にとっても、シニア人材のさらなる活躍推進は欠かせない。  今年7月に当所が全国の中小企業を対象に実施した調査では、定年年齢……[続きを読む]

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