『ケーススタディー人事学Q&A』の連載記事

2025.04.24 【労働新聞】
【ケーススタディー人事学Q&A】第40回 未成年者との労働契約 両親から同意得る 取消しトラブル防止に/西川 暢春 NEW

【Q】 Eスーパーマーケットでは、高校生のアルバイトFさん(17歳)を雇っている。ある日、Fさんの母親から「親に内緒でアルバイトをしているみたいですが、うちの子にアルバイトはまだ早いので、辞めさせていただきます」との電話が。ちょうど出勤していたFさんに聞いてみると「自分は辞めるつもりはありません」。この場合、雇用を継続して問題ないだろうか……[続きを読む]

2025.04.17 【労働新聞】
【ケーススタディー人事学Q&A】第39回 競合他社への転職者 退職金の性質を考慮 功労報奨か否かが重要/西川 暢春

【Q】 H卸売会社は、主に輸入食品を取り扱っている。営業として20年以上勤めてきたIが退職することとなり、約800万円の退職金支給を決定した。しかし退職後、Iがライバル社に転職することが判明。退職金はまだ支給していない。競合他社への転職者に対する退職金は減額できると聞いたが、認められるだろうか? 後払い的なら難しい 【A】 参考にすべき判……[続きを読む]

2025.04.10 【労働新聞】
【ケーススタディー人事学Q&A】第38回 早すぎる出社 指示の有無確認を 「何をしていたか」以外に/西川 暢春

【Q】 最近の勤怠管理システムは、入退室時にカードリーダーに社員証をかざすことで、自動で出退勤を記録する代物もある。L社ではこのシステムを導入したばかり。導入後最初の給与計算時に、いつもより時間外労働が20時間以上長い社員がみられた。恐らく朝食のために始業時刻の1時間以上前に出社しているのだが、確証はない。残業代は払う必要があるのだろうか……[続きを読む]

2025.04.03 【労働新聞】
【ケーススタディー人事学Q&A】第37回 求職者の病歴 配慮事項の確認を 再発可能性や不安点も/西川 暢春

【Q】 老人ホームを運営するT法人の人事担当者は頭を抱えている。介護職に応募してきたUさんには、最終面接を受けてもらうつもりだ。だが一次面接で履歴書の1年間の空白期間に何をしていたか尋ねたところ、「病気療養していました」。その場では掘り下げなかったが、仮に病気の影響で欠勤が続けば、施設の運営に問題が生じかねない。一体どうすれば……? 1つ……[続きを読む]

2025.03.27 【労働新聞】
【ケーススタディー人事学Q&A】第36回 社内ストーカー 早期に介入し指導を 「警告控え」は長期化招く/西川 暢春

【Q】 S工業の人事担当者は、社内のストーカー被害に頭を抱えている。半年前に営業部署内で、U係長が若手のTに待ち伏せや私的なメールを送るなどのストーカー行為を働いた。Tの希望で、Tを別フロアの部署に配置転換したのだが、未だに連日の待ち伏せは止まない。逆恨みを防ぎつつストーカー行為を防止するには、どのような対応をすべきなのだろうか……。 通……[続きを読む]

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