『人的資本経営期のHR用語集』の連載記事

2025.03.13 【労働新聞】
【人的資本経営期のHR用語集】第120回 多能工化 計画的OJT促す 洗出し通じ業務改善/木谷 宏 NEW

事務職や企画職に波及  生産現場では作業系労働者の熟練段階を未熟練工、単能工、多能工の3つに分けることが一般的である。多能工には専門能力に加えて、前後工程の習熟や判断力・指導力・順応性などが求められ、特定の作業だけではなく長期間かつ広範囲の経験と訓練が必要となる。この過程を多能工化と呼び、基礎理論から応用力、さらに適応性を習得するための計……[続きを読む]

2025.03.06 【労働新聞】
【人的資本経営期のHR用語集】第119回 ジョブホッパー 高い行動力が特徴 期待する人材像と重複/木谷 宏

転職が日常化して脚光  アルムナイ(アラムナイ、alumni)とは学校の卒業生や同窓生を意味するが、転じて企業や組織の中途退職者を指す。外資系コンサル企業などでは、会社によるアルムナイネットワークの組織化、定期的なパーティーの開催、ソーシャルメディアによる情報発信といった取組みが活発である。  さらには、退職者にアプローチして再度雇用する……[続きを読む]

2025.02.27 【労働新聞】
【人的資本経営期のHR用語集】第118回 アルムナイ採用 低コストで採れる “企業特殊能力”持つ者/木谷 宏

転職が日常化して脚光  アルムナイ(アラムナイ、alumni)とは学校の卒業生や同窓生を意味するが、転じて企業や組織の中途退職者を指す。外資系コンサル企業などでは、会社によるアルムナイネットワークの組織化、定期的なパーティーの開催、ソーシャルメディアによる情報発信といった取組みが活発である。  さらには、退職者にアプローチして再度雇用する……[続きを読む]

2025.02.20 【労働新聞】
【人的資本経営期のHR用語集】第117回 求める人材像 昨今は採用仕様に 育成の到達点から変質/木谷 宏

まじめさを重視が多数  「求める人材像」とは従業員に期待する姿を意味し、経営理念を体現する人材の特性・能力・経験などを具体的に示した各社固有の概念である。現時点での状態よりも到達すべき(めざすべき)姿を提示するものであり、日々の業務と経験を通じて実現する中長期的な性格を持つ。つまり求める人材像とは、企業にとって人材育成の中核概念であり、個……[続きを読む]

2025.02.13 【労働新聞】
【人的資本経営期のHR用語集】116回 パラレルワーク(後編) 賃金制度見直しも 複業推進に課題多数/木谷 宏

小規模では事実上容認  パラレルワーク(複業)を行うのは自営業者と被雇用者(正社員/非正規社員)である。フリーランスを含む自営業者が複数の収入源を持つことは珍しくなく、非正規社員がパートタイムやアルバイトを掛け持ちすることも普通である。  正社員(正職員)の副業・兼業については、少し前までは職務専念義務を根拠として禁じる企業が多かった。し……[続きを読む]

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