『さらば問題行動 就業規則の作成&運用』の連載記事

2025.03.06 【労働新聞】
【さらば問題行動 就業規則の作成&運用】第6回 企業公式SNSアカウントの炎上 人権侵害なら解雇も 軽易な過失は厳重注意に/原 英彰 NEW

投稿の目的など指針上に明記を  昨今、企業は「自前で宣伝できれば広告費削減になる」と考え、自社の企業公式アカウントを作成し、SNSで宣伝するケースを多く見るようになった。企業にとっては莫大な広告費を投じずして宣伝効果が得られ、SNS担当者は企業の名前を使って承認欲求を満たせるので、Win-Winとも思えるが、バズり(投稿が拡散されること)……[続きを読む]

2025.02.27 【労働新聞】
【さらば問題行動 就業規則の作成&運用】第5回 テレワーク中の時間管理~中抜け把握~ 自己申告との併用を PCログだけでは足りず/原 英彰

乖離ある場合は 問いただし指導  世の中が新型コロナウイルスに怯え、ステイホームをしていた日々のことを忘れつつある今日この頃だが、テレワークという形でその名残がある企業も多いだろう。それまでもスカイプなどのビデオ通話ツールがあったが、直接の面談と電話の間をつなぐツールとしては発達していなかった。しかし、コロナ禍の出社制限によって進化し、急……[続きを読む]

2025.02.20 【労働新聞】
【さらば問題行動 就業規則の作成&運用】第4回 親からクレーム 子へのパワハラで謝罪要求 委任状あれば対応を 会社責任などに限り交渉/原 英彰

心身不調の場合2親等内に限り  学校でのささいなトラブル(子ども同士がふざけ合い、片方が怪我し、もう片方の親が怒鳴り込むような)に親が学校に押しかけてきて、担任の教師や校長などが対応に苦慮してしまう…といったモンスターペアレンツが問題化して、幾星霜。最近では、子どもの会社に親が押しかけることも珍しくない。親が出てくるケースは20歳代の従業……[続きを読む]

2025.02.13 【労働新聞】
【さらば問題行動 就業規則の作成&運用】第3回 SOGIハラスメント 基本方針策定し周知 性自認などの暴露防止へ/原 英彰

「嗜好の問題」と誤解する向きも  ハラスメントという言葉は、英語の「harassment」に由来するが、日本においては単なる嫌がらせという意味を超える意味で使用されている。具体的には、雇用契約下で労働者に不快感を与える言動や、雇用環境を悪化させる行為を総称してハラスメントとする傾向がある。  男女雇用機会均等法に基づくセクシュアルハラスメ……[続きを読む]

2025.02.06 【労働新聞】
【さらば問題行動 就業規則の作成&運用】第2回 業務時間中に私用でスマホ使用 有効でない賃金控除 サボりはまず注意指導で/原 英彰

ハードルの高い所持品検査実施  自戒の念も込めてだが、現代人のスマートフォン依存は深刻だ。インターネット上に溢れかえる情報など、ほとんどが便所の落書き程度の価値しかなく、それらをいち早く知る必要などないのだが、多くの人が常にスマホをチェックせずにはいられない。  そこで、私は、禁欲ボックスなるものを購入した。タイマーをセットしておくと、そ……[続きを読む]

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